HSPについていろいろな本を読む中で、ちょっとHSP分野とは違う本を読むようにもなりました。その中で、表現がジワーっと自分の中に浸透してきた、素敵な本です。
あらゆる動物は、生きていくうえで『できないこと(諦めたこと)』があるそう。でも、その諦めたことがある代わりに、その動物にしかできない『得意なこと』というのが出来てきたようです。
この本のなかで、
「人間は、ひとりで生きることをあきらめた」
「とくいなことっていうのは、ひとつだけでいい」
「ひとつだけ、自分のとくいなことがあれば必ず居場所がある」
という表現があります。
読んでいた当時、HSP気質を持つ自分にとって、『周りと同じようにできないこと』が非常に目について、気にしている時がありました。
でも、本を読む中で、周りと同じようにできないことはちょっとフォローしてもらって、この気質、この性格だからこそ他の人にはできないこともあるのかもしれないのかなと少し思うようになりました。
それから、自分が交流会を一層大事に考えるようになりましたし、自分のHSPを活かして何か新しい活動をしたいという人に会ったときに、その人の活動を応援し、そんな人を尊敬するようになりました。
そういった、自分にとって一つの気づきを与えてくれた本になります。