HSPのつどい 仙台

HSP気質をもつサラリーマンが、仙台で行っているHSP交流会のお話や、HSP気質との向き合い方や日常的に感じたことをお話しています。ちょっとでもみなさんの『生きやすさ』『過ごしやすさ』に関われたらと思います。

HSP気質と向き合うこと

SNSで人と比べて落ち込むHSPさんへ。祝福したいのに、心が追いつかないとき

投稿日:

 

友人のうれしい報告を、ちゃんと喜びたい。
大切な人だからこそ、冷たい反応はしたくない。

そんなふうに相手を思っているのに、SNSの投稿を見たあと、心が沈んでしまうことはありませんか。

「よかったね」と思う気持ちの隣に、「それに比べて自分は……」という気持ちがある。
そして、落ち込んだ自分にまでがっかりしてしまう。

今日は、SNSで人と比べてつらくなるHSPさんに向けて、その気持ちを急いで直そうとせず、一緒に見つめてみたいと思います。

すぐに喜べなかったことだけで、あなたの人柄が決まるわけではありません。

1.うれしい報告なのに、自分だけ止まっている気がする

たとえば、ひと息つこうと開いたSNSに、知り合いの新しい挑戦や、楽しそうな休日の投稿が並んでいたとき。

最初は近況を知りたかっただけなのに、いつの間にか、自分の毎日を採点するような気持ちになることがあります。

「あの人は先に進んでいるのに、自分は同じところにいる」
「今日も、目立ったことは何もできなかった」

画面を閉じても、その言葉だけが残ってしまう。
ゆっくり休むつもりだったのに、かえって気持ちが重くなるのは、しんどいですよね。

投稿に書かれた出来事から、その人の暮らしの全部がわかるわけではありません。
でも、それがわかっていても、比べてしまう日があります。

「一部分にすぎない」と頭で理解したら、すぐ楽になれる。そんなふうに、気持ちが追いつくとは限りません。

誰かに見せる出来事がなかった日にも、あなたが過ごした時間はあります。
目立つ報告がないことと、何もしていないことは、同じではないのだと思います。

ペンタ

よかったねって思いたいのに、自分だけ置いていかれた気がするんだ。

うれしい気持ちと寂しい気持ちが、今は一緒にあるのかもしれませんね。

小地蔵

2.「喜べない自分」まで責めなくていい

うらやましいと感じたあとに、もう一つ苦しくなることがあります。

「大事な友人なのに、素直に喜べないなんて」
「こんなことを思う自分は、嫌な人なのかな」

相手との関係を大切にしたいからこそ、自分の中にある気持ちを見つけて、戸惑うのかもしれません。

私自身も、「しっかりしなきゃ」「もっと頑張らなきゃ」と、自分に厳しい言葉をかけてしまうことがあります。相手を大切にしたい気持ちがある一方で、自分にも「こうあるべきだ」と求めてしまうのですね。

私は、自分を責めてしまう気持ちの奥には、自分の気持ちや人生に、しっかり向き合いたいという願いがあることもあると思っています。だから、その思いまで、すべて否定しなくてよいのではないでしょうか。

ただ、その願いを大切にすることと、自分を責め続けることは別です。頑張ろうとしてきた今の自分に、「ここまでよくやっているね」と、ねぎらいを向けることも大切にしたいと思っています。

祝福したい気持ちがあることと、自分の状況を思って寂しくなること。
どちらか一つだけに、そろえなくてもよいのではないでしょうか。

「自分もやってみたかったな」
「今は、あの明るさを見るのがつらいな」

そんな気持ちが浮かんだことは、相手を傷つける言葉を送ることとは別です。
心の中に浮かんだ感情だけで、自分を罰するように責めなくて大丈夫です。

誰かの喜びを、いつでも同じ温度で受け止めるのは難しいものです。

今日は余裕がなかった。そのことまで、人格の欠点にしなくてもいいと思います。

3.相手の意図と、自分の痛みは分けて考えていい

投稿を見てつらくなると、「自慢したいのかな」「比べられているのかな」と気になることもあるかもしれません。

ただ、投稿だけでは、相手がどんなつもりで書いたのかまではわからないことがあります。
「絶対に悪気はない」と決める必要も、「自分を下に見ている」と結論づける必要もありません。

一方で、相手の意図がわからないからといって、自分のつらさまで、なかったことにしなくてよいのです。

今、見ると苦しい。
その感覚は、相手の本心を確定しなくても、大切にしてかまいません。

もし実際に、あなたを名指しして見下す言葉や、繰り返し比較する言葉があるなら、それをすべて「自分が気にしすぎるせい」にしなくて大丈夫です。

ここで扱っているのは、普通の近況を見て気持ちが揺れる場面です。
傷つける言動まで我慢しよう、という話ではありません。

4.すぐに立派な反応をしなくても

「何かコメントした方がいいかな」
「反応しないと、感じが悪いかな」

投稿を見たあと、返す言葉まで考え始めると、休むつもりの時間が、気を遣う時間になってしまいますよね。

心が追いついていないときに、明るい言葉をたくさん用意しようとしなくても大丈夫です。
公開された近況への反応は、少し時間を置いてから考えてもかまいません。

すぐにSNSをやめるかどうかも、今は決めなくてよいと思います。
つながっていたい気持ちがあるなら、それも無理に否定しなくていい。

自分を励ます言葉さえ、今日は見つからないかもしれません。
「人は人、自分は自分」と割り切れないままでも、ここで一度休んでよいのです。

ペンタ

今すぐ、心からおめでとうって思えなくてもいいのかな。

気持ちを急いで整えなくても大丈夫。今のつらさまで、責めなくていいですよ。

小地蔵

5.今日はひとつだけ

次にSNSを見て胸が重くなったら、心の中で一度だけ、こんな言葉を置いてみませんか。

「今は、比べてつらくなっているんだね」

理由を分析したり、すぐ前向きな言葉に変えたりしなくて大丈夫です。
うまく言葉にできない日は、「今はちょっとしんどい」だけでも。

誰かのうれしい報告を見たあとにも、あなたの気持ちを置いておける場所があっていい。

今日は、喜べなかった自分をさらに責めるところまで、頑張らなくていいと思います (^^)

参考にした記事

気持ちや場面を理解するために参考にしました。個人の文章は、HSPさん全員に共通する性質を示す根拠ではありません。本文は独自の言葉でまとめ、第2節には筆者自身の経験と考えを添えています。

まこ「HSP大学生が考える『生きやすさ』(SNS疲れ編)」

2026年11月3日確認

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