同じくHSP交流会を主催しているHさんと、交流会の形式について話をするなかで、気づく点がありました。
『交流会に何を目的に参加しているか。ひとりひとり違っている』、ということです。
①ある人は、HSP気質に関して、しんどい経験、辛いことなどがあり、それらを話したい、共感したいという気持ち
②またある人は、特に今すぐにしんどいということはないが、交流会の場が好きで居心地がいいから参加していきたい、という気持ち
③またまたある人は、仲のいい人が参加すると聞いたから、自分も行こうかなという気持ち。
仙台の交流会で最も大事にしていることは
『HSP気質に伴う悩みや経験を話し合い、感情的な共有をはかること』です。
それが、池袋の交流会で私が強く体感できたことだし、”気質を自分のものとして受け入れる”過程で他の人に認められたり共有される経験が大事だと考えるからです。
ただ、交流会に何度か参加していただくなかで、気の合う人、仲のいい友人関係ができてくる人もいます。これは、とても良いことだと思っています。
同じ気質同士の友人ができることは、交流会という場を超えて、気質の共有が図れるから、支え合う関係ができることは良いと思います。
しかし、仙台の交流会は1対1で話すことを大切にした会であり、その中で、参加の理由がちょっとずつ差異があることは、参加される人にとってはどうなんだろうと悩むことがありました。
HSP気質を受け入れていく過程で、
感情に共感してもらう体験・・(①の参加目的)はもちろん大事だし、その次の過程として、同じ気質を持つ気の合う仲間・・(②③の参加目的)こちらも大事なんでしょう。
これらは同じ場に混在できる者なのか、それとも、会の性質上それぞれを分けて会として機能した方がいいのか・・。
年末の振り返りとして話し合いをした時に、非常に考えさせられるものとなりました。