友人との時間は楽しかった。
また会いたいとも思っている。
それなのに、帰宅すると何もする気になれず、「人付き合いが向いていないのかな」と考えてしまうことはありませんか。
HSPさんの中にも、そんな戸惑いを感じる方がいるかもしれません。
楽しかった気持ちを取り消さず、今は疲れていることも認めてあげたいですね🌿
こんな方へ
人と会ったあとの疲れが気になり、次の約束をためらっている方へ。
この記事でわかること
・疲れた日に、自分や相手を責める前に確かめたいこと
・会う時間や場所を、無理のない形に調整する方法
・帰宅後の負担を減らす小さな準備
1.「楽しかった」と「疲れた」を分けて受け止める
「楽しかったはずなのに、どうしてこんなに疲れたんだろう」
そう思うと、せっかくの時間まで失敗だったように感じてしまいますよね。
でも、楽しかったかどうかと、体力に余裕があるかどうかは、別々に確かめてみてよいと思います。
疲れた理由をすぐに「相手が苦手だから」「自分が弱いから」と決めず、その日の条件を振り返ってみませんか。
・行き帰りの移動は長くなかったか
・食事や睡眠は足りていたか
・にぎやかな場所で、長い時間を過ごしていなかったか
原因を一つに特定するためのチェックではありません。
次に変えられそうなところを探すための、簡単な振り返りです。
疲れている日は、分析もお休みで大丈夫。
「今日は楽しかった。そして今は休みたい」。まずは、そこまででも十分です☺️
2.誰と会うかだけでなく、会う条件を見直す
「会うか、会わないか」だけで考えると、大切な人との時間まで諦めなければいけないように感じるかもしれません。
その間に、会い方を少し変える選択肢もあります。
たとえば、長いお出かけを短いお茶の時間にする。移動しやすい場所で会う。予定を立てるときに、帰る時刻も相談しておく。
このような伝え方をしてみてもいいかもしれません。
「会えるのを楽しみにしているよ。今回はお茶だけにして、夕方には帰る形でもいいかな?」
「ゆっくり話したいから、少し静かなお店にしない?」
相手との時間を楽しみにしていることと、自分が過ごしやすい条件を、一緒に伝えてみましょう。
毎回理由を詳しく説明したり、HSPという言葉を使ったりしなくてもかまいません。
最初から全部を変える必要もありません。時間、場所、移動のうち、一つだけ変えてみると、自分に合う形を見つける手がかりになります。
3.帰ってからの用事を、一つ軽くしておく
予定を考えるときは、集合から解散までに目が向きがちです。
でも、家に帰ってからも、食事や片づけなどの生活は続きますよね。
そこで、帰宅後に必要な用事を一つだけ先に考えてみます。
・夕食は、家にあるもので簡単に用意できる形にする
・急がない掃除は別の日に回す
・帰宅直後に、次の予定を重ねない
家事や家族の世話など、動かせない予定がある方もいると思います。
その場合は、外出時間を短くしたり、家族と分担できる部分を相談したりする方法もあります。
厚生労働省のセルフケアの案内も、その日の気分や体調に合う方法を選ぶことを勧めています。休み方を新しいノルマにせず、今できる範囲で考えてみてください。
参考:厚生労働省「こころと体のセルフケア」
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/youth/stress/self/index.html
「帰ったらこれもやらなきゃ」が一つ減るだけでも、予定の組み方は変えられます。何分休めば十分という決まりを作らず、その日の自分に合わせていきましょう🌱
4.疲れが続くときも、自分を責めずに相談してみる
周りに気を配ったり、さまざまな刺激を受け取ったりして、人と会ったあとに疲れを感じるHSPさんもいると思います。
その疲れを理由に、「自分は弱い」「人付き合いができない」と、自分を責めなくて大丈夫です🌿
疲れには、その日の睡眠や体調、日々の忙しさなどが重なっていることもあります。自分の感じ方を大切にしながら、体の調子にも少し目を向けてみませんか。
休んでも強い疲れが続いたり、眠れない・食べられない日が続いたり、普段の生活に支障が出たりするときは、一人で抱えず、医療機関などに相談してみてください。
「このくらいで相談してもいいのかな」と、我慢しなくても大丈夫です。
この記事では、日常の予定を少し過ごしやすくする工夫をご紹介しています。体調の心配については専門家の力も借りながら、自分に合う休み方を一緒に考えていけたらと思います。
参考:厚生労働省「こころのSOSサインに気づく」
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/youth/stress/sos/index.html
5.今日はひとつだけ
次に誰かと会う予定があるなら、「何時ごろ帰れたら、帰宅後も無理なく過ごせそうかな」と考えてみませんか。
まだ約束がなければ、「短めのお茶なら会ってみたい」など、自分が選びやすい会い方を一つ思い浮かべるだけでも大丈夫です。
人との時間を大切にすることと、自分が休む時間を大切にすること。
どちらか一つだけを選ばなくてもいいと思います。
今の自分に合う付き合い方を、少しずつ探していきましょう (^^)