職場で誰かに「これ、お願いできる?」と声をかけられたとき。
手がいっぱいなのに、反射的に「大丈夫です」と答えてしまうことはありませんか。
頼ってもらえたことはうれしい。でも、引き受けたあとに予定を見て、胸がきゅっとなる。
「本当は今、余裕がなかったのに……」
そんなふうに感じることもあるかもしれません。
そんなときは、すぐに「できます」と答えなくても大丈夫。いったん今の仕事を確認してから返事をすることも、相手の依頼を大切に扱う方法です。
今日は、断ることが苦手なHSPさんと一緒に、「即答しない」という小さな選択肢を考えてみたいと思います🌱
こんな方へ
・仕事を頼まれると、つい「大丈夫です」と答えてしまう方
・引き受けたあとに、自分の仕事が苦しくなる方
・相手をがっかりさせたくなくて、返事を急いでしまう方
この記事でわかること
すぐに引き受けたくなる気持ちを責めずに、仕事量を確認してから返事をするための、短い言葉と考え方をご紹介します。
1.頼まれた瞬間、返事を急いでしまう
例えば、午前中に終わらせたい資料がある日に、同僚から「この確認もお願いしていい?」と声をかけられた場面。
本当は手元の仕事が気になっている。
それでも、相手が忙しそうに見えたり、期待されているように感じたりすると、つい先に「はい」と言いたくなるかもしれません。
「今ここで断ったら、困らせてしまうかな」
「頼みにくい人だと思われたくないな」
そう考えるほど、自分の予定を確認する前に返事をしてしまうことがあります。
相手を気遣う気持ちは大切です。
ただ、その場で返事をする速さだけが、誠実さではありません。
ペンタ頼まれたら、すぐ『いいですよ』って言わないと悪い気がするんだ。
相手を大切にしたいんだね。でも、今の仕事を確認する時間があってもいいと思うよ。
小地蔵2.「大丈夫です」のあとに残る苦しさ
引き受けた瞬間は、相手がほっとしたように見えて安心するかもしれません。
けれど席に戻ると、もともとの仕事はそのまま残っています。
「今日中に終わるかな」
「どうしてあのとき、確認しなかったんだろう」
そんな気持ちが膨らんで、相手のためにしたはずのことが、自分を追い詰めるきっかけになる場合もあります。
ここで自分を責める必要はありません。
頼まれたときの空気の中では、落ち着いて仕事量を見積もることが難しい日もあります。
大切なのは、次から完璧に断れるようになることではなく、自分の予定を見直すための小さな間を持つことかもしれません。
3.即答しないことは、冷たい対応ではない
「少し確認してからお返事します」と伝えることは、必ずしも依頼を断ることではありません。
今の仕事の締め切りや、依頼された作業に必要な時間を確かめる。
そのうえで引き受けられるなら、安心して進めやすくなります。
難しい場合も、早い段階で相談することができます。
仕事には優先順位や担当の事情があります。
相手の依頼が急ぎなら、その場で調整が必要なこともあるでしょう。
だからこそ、「何を先にするか」を一人だけで決めなくてもいいのだと思います。
相手への配慮と、自分の仕事を守ること。
どちらか一方を選ばなければならないわけではありません🌱
4.少しだけ返事を待ってもらう伝え方
いきなり「できません」と伝えるのが難しいときは、まず返事を少しだけ待ってもらう言葉を用意してみるのはいかがでしょうか。
「今の作業を確認してから、お返事してもいいですか?」
これなら、相手のお願いを受け止めながら、自分の状況も確認できます。
もし急ぎの仕事なら、
「今、別の作業があるのですが、どちらを優先するとよいでしょうか?」
と相談してもよいかもしれません。
そして、確認してみて難しいとわかったら、無理に「大丈夫です」と言い直す必要はありません。
「今日はこの時間まで別の作業があるので、明日なら対応できそうです」
そんなふうに、可能な範囲を伝える方法もあります。
もちろん、職場の関係性や仕事内容によって使いやすい言葉は違います。
全部を覚える必要はありません。
自分の口から言いやすい一言を、ひとつ選ぶだけでも十分です。
ペンタ『できません』って言うのはまだ怖いけど、『確認してから返事します』なら言えそう。
うん。すぐに答えを出さなくても、相手と仕事を大切にする返事はできると思うよ😊
小地蔵5.今日はひとつだけ🌱
次に誰かから仕事を頼まれたとき、すぐに「大丈夫です」と言いそうになったら、心の中で一度だけこう問いかけてみませんか。
「今の自分の予定を、ちゃんと見たかな?」
確認できていなければ、「少し確認してからお返事します」で大丈夫。
相手を大切にしたい気持ちと同じくらい、あなたが今取り組んでいる仕事や、使える時間も大切にしてよいのだと思います。
今日も一日、お疲れさまです😊🌱