丁寧に考えて作ったからこそ、心が揺れる日もあります
資料に赤字が入って戻ってきたり、『この表現は、こう直した方がいいね』と言われたり。相手の伝え方は優しいのに、自分を否定されたように感じてしまうことはありませんか。
私自身も、資料の訂正や表現の修正について話を受けたときに、そう感じることがあります。自分なりに考えて作ったものだからこそ、修正が入ると気持ちが揺れてしまうんですよね。
そんな気持ちをすぐに切り替えられなくても、責めなくて大丈夫です。今日は、上手に修正する方法よりも、修正を受けたときの気持ちを大切にしながら、仕事を続けていくためのお話です。
1 考えて作ったからこそ、修正が胸に響く
『こういうふうにしたら伝わるかな』『この表現の方がいいかな』。資料を作るときには、いろいろと考えますよね。私も、自分なりに考えて『これがいいかな』と思って作っています。
だからこそ、赤字で修正が入ったり、表現を直した方がいいと教えてもらったりすると、内容の訂正だけではなく、自分の考えまで否定されたような気持ちになることがあります。
指導そのものは優しくても、そう感じることがある。自分なりに考えて作ったものだからこそ、残念に思ったり、否定された気持ちが出てきたりするのは、自然なことだと私は思います。
ペンタ優しく教えてくれたのに、なんだか落ち込んじゃった。
考えて作った分、気持ちが揺れることもありますよね。すぐに平気になろうとしなくて大丈夫です。
小地蔵HSPさんの中にも、この感じに心当たりのある方がいるかもしれません。『これくらいで気にしすぎかな』と、自分をさらに責めなくてもいいんです。
相手に伝わるように考えたことも、丁寧に仕上げようとしたことも、修正が入ったからといって、なかったことにはなりません。その気持ちは、大事にしていたいですね。
2 感じた気持ちは、そのまま受け止めていい
『否定されたように感じた』。まずは、その気持ちが自分の中にあることを、認めてあげてもいいと思います。
無理に『勉強になったと思わなきゃ』『ありがたいと思わなきゃ』と切り替えようとすると、自分の気持ちを置き去りにしてしまうこともありますよね。
ただ、自分がそう感じたことと、相手が自分を否定する意図で伝えたかどうかは、少し分けて考えられたらと思います。修正を頼まれたということだけで、相手の意図までは決まりません。
たとえば『この表現は、こう直した方がいいね』という言葉を聞いて、『自分の考えはだめだったんだ』と感じたとします。これは説明のための例ですが、実際に伝えられたのは表現の修正で、自分の考え全体への否定まで言われたわけではないかもしれません。
『相手は絶対に悪く思っていない』と、無理に安心しようとする必要もありません。いったん、相手の意図についての結論を急がずに置いておく。それくらいの距離が持てると、少し楽になるかもしれません。
もちろん、実際に人格を否定するような言葉まで、自分の受け止め方だけで片づけなくて大丈夫です。
3 一呼吸置いて、言われた言葉に戻ってみる
気持ちが揺れたとき、すぐに前向きな返事をしようと頑張らなくてもいいと思います。まずは、一呼吸置いてみる。
『いま、否定されたように感じたんだな』と自分の気持ちを受け止めてから、相手が言った言葉を、できるだけそのまま思い返してみます。
『この表現を直した方がいい、と言われたんだったな』。そのくらい短く整理できれば十分です。相手が言っていない評価まで、今すぐ自分の中で決めなくてもかまいません。
少し気持ちが落ち着いたら、伝えられたところを見て、また仕事を続けていく。そんな工夫ができたらいいですね。落ち込みがすっかりなくなるまで、待たなければいけないわけでもありません。
ペンタ少し落ち込んだままでも、続きをやっていいのかな。
もちろんです。気持ちを無理に追い払わずに、できそうなところから戻っていけるといいですね。
小地蔵今日はひとつだけ
次に修正の言葉で心が揺れたら、すぐに自分への評価を決めず、一呼吸だけ置いてみませんか。
『そう感じるくらい、自分なりに考えて作ったんだな』。そんなふうに自分の気持ちにも目を向けながら、言われた言葉を少しずつ整理していけたらと思います。
丁寧に仕事をしたい気持ちは、そのまま大切に。修正を受けた自分にも、少し優しくしながら続けていけるといいですね (^^)