ネガティブな感情・ネガティブなイメージが浮かんできたとき、それをなんとか払しょくしたいと思うことはあるでしょうか。
そのようなときの1つの関わり方として『感覚に還る』という方法があるようです。
たとえば、ネガティブな感情が浮かんできたと思ったら、おなかに手をあてて、深呼吸し、おなかのふくらみと縮みを感じる。それをネガティブな感情が浮かぶたびに行い、そちらに意識の気づきを向けていきます。
これはおなかのふくらみに限らず、足の裏や指の動く感覚などでも大丈夫です。
これは、わたしが最近読んでいる『これも修行のうち』に出てくる、私が気に入った方法の1つです。
これまで、ネガティブな感情や嫌な体験があれば、ちょっとお酒を飲んだり、おいしいものを食べたりなど、そのネガティブな感情を上書きするような”体験”を行い、”ポジティブな感情”で上書きすることで対応しようとしてきました。
ただこの方法は、この本では『反応をし続ける限り、疲れはとれない』と続けており、それはたしかに体感として納得いくものでした。そのため、ポジティブにしろネガティブにしろ反応することそれ自体をストップするために、”感覚に還る”という方法をとります。
数日間続けていますが、まだ慣れないことはありますが、少しずつ心が静かに過ごせる時間が出てきました。これは、ポジティブな気持ちの時以上に、心が静かで穏やかな感覚は心地よく感じるときがあります。
まだまだわたしもこれからではありますが、もし感情がいろんなところに反応しすぎて疲れてしまったなという人、『感覚に還る』という方法を試してみてはどうでしょうか。。。